目標は即ち、仏になること(上求菩提)と人々の幸せのために法を伝えること(下化衆生)。
この目標を達成することは、『此岸』から『彼岸』へ渡ることを意味します。
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- 三 法 印 … 根本の教理。
お釈迦さまは、この目標を達成するためには、この世の現実を的確に把握することが
重要であると述べています。
- 【諸行無常】 … あらゆるものは移り変わる。
- 【諸法無我】 … あらゆるものは実体がない。
- 【涅槃寂静】 … 心のやすらぎこそ真の幸せである。
ありのままの姿を、ありのままに見ることができ、智慧が備わり、迷いや悩みがなくなるのである。
この三つを三法印といい、ものごとはすべて原因があって結果がある(縁起)と説かれています。
つまり、苦の根本的な原因がなくなれば、苦悩もなくなると云うことです。
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