西国三十三ヶ所
巡礼めぐり
京都府北
の
観音霊場
西国巡拝
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第二十八番
成相寺
第二十九番
松尾寺
第二十八番 成相山
<成相寺>
(なりあいさん なりあいじ)
宗 派
真言宗別格本山
ご本尊
聖観世音菩薩
開 基
真応上人
〒629-2241 京都府宮津市成相寺339
ご詠歌♪
波の音 松のひびきも 成相の
風吹きわたる 天の橋立
交通の便
・JR宮津線天橋立駅下車。観光船で一の宮下船、ケーブルで傘松駅下車。
バスに乗り継ぎ山門前まで約8分
慶雲元年(704)諸国を行脚していた真応上人は、風光明媚な天の橋立の地に
心惹かれて草庵を結んだ。そして聖観音像を感得したので彫刻して安置した。
これが成相寺のはじまりである。寺には養護老人ホームがあって多くの老人が
観世音への感謝の生活を送っている。
日本三景の天の橋立と鐘にまつわる伝説の寺。
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第二十九番 青葉山
<松尾寺>
(せいようざん まつのおでら)
宗 派
真言宗
ご本尊
馬頭観世音菩薩
開 基
道公威光上人
〒625-0010 京都府舞鶴市松尾532
ご詠歌♪
そのかみは 幾世経ぬらん 便りをば
ちとせもここに 松の尾の寺
交通の便
・舞鶴線経由小浜線松尾寺駅下車。徒歩50分。
東舞鶴駅よりタクシーの便あり。
慶雲元年(704)唐僧威光上人は、中国の馬耳山に似た若葉山を発見した。
霊峰と信じた上人が頂上を探して登山するとその中腹に松の大木があり、ここで法華経を
読誦したところ馬頭観音像を感得した。そこで庵を結んだ観音像を安置した。松にちなんで
寺名がつけられた。現存の建物は天正九年(1581)の再興といわれている。
若狭富士の中腹で西国巡礼唯一の馬頭観音の札所。
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