西国三十三ヶ所
巡礼めぐり
京都市西
の
観音霊場
西国巡拝
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第 二十 番
善峰寺
第二十一番
穴太寺
第二十番 西 山
<善峰寺>
(にしやま よしみねでら)
宗 派
天台宗
ご本尊
千手千眼観世音菩薩
開 基
源算上人
〒610-1133 京都市西京区大原野小塩町1372
ご詠歌♪
野をもすぎ 山路の向う 雨の空
善峰よりも 晴るる夕立
交通の便
・JR東海道線向日町駅下車、バスにて小塩下車、徒歩30分
・阪急電車にて東向日駅下車、バスにて小塩下車、徒歩30分
長元三年(1030)源算上人によって創建され、本尊の千手観音像は仁弘法師の作といわれる。
現存の諸堂は、徳川五大将軍綱吉の生母桂昌院の再興という。多宝塔の前にある遊竜松は
天然記念物に指定されている。
境内を彩る日本一の五葉の松と桂昌院縁の寺。
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第二十一番 菩提山
<穴太寺>
(ぼだいざん あのうじ)
宗 派
天台宗
ご本尊
聖観世音菩薩
開 基
大伴古麿
〒621-0027 京都府亀岡市曽我部町穴太東の辻46
ご詠歌♪
かかる世に 生れあう身の あなうやと
思わでたのめ 十声ひとこえ
交通の便
・JR山陰線亀岡駅下車、余野行バスにて穴太口より、徒歩7分
寺の創建は、慶雲二年(705)大伴古麿による。曽我部の郷の長者宇治宮成は仏工の感世を招き
聖観音を刻ませた。宮成はその代償として馬を感世に与えるが惜しくなって殺害する。
ところが観世音の霊験を知った宮成は非を悔み、発心して堂宇を建立する。
亀岡郊外の田園風景がよく似合う涅槃の寺。
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